H24介護保険改正 訪問介護 身体○生活○Part.2

H24年度の介護保険改正が行われ皆さんの周囲の訪問介護事業所は、どのように活動されていますでしょうか?

私の事業所は、大変心苦しかったのですが、ヘルパーさんの給料を減らさせて頂きました。

だって、やはり、今回の改正は、大幅な減収ですよね。

前回記載させて頂きましたH24介護保険改正 訪問介護 身体○生活○で、

身体1生活1

について例をあげさせていただきましたが実際に

時間を増やされて、収入を減らされた

これが大変響いているのです。
ちょっとおさらいさせて頂きます。

H23年度 30分以上60分未満 337点
H24年度 40分以上75分未満 324点

となっているんです。(厳密には、上記記載は、間違っています。わかりやすくするために上記の記載としています。)

で、
H23年度 60分未満仕事すれば、337点貰えた。

H24年度 40分以上仕事して324点もらえる。
       50分でも324点もらえる。
       60分でも324点しかもらえない。
       75分未満でも324点しかもらえない。

上記、当たり前の事のように記載していますが、これによって訪問介護事業所は、どのような対応をとるようになってきたか?

  • 当社は、身体1生活1は、50分(さすがに40分といってくる事業所は、ありませんでした。)にして下さい。
  • 当社は、身体生活は、行ないません。

こんな事をいってくる事業所が出てきています。

実際に私のブログにコメントしていただいているくわいさんからH24の訪問介護の介護報酬改正について一言のなかで、

本日、ニ○イケアセンターさんから、4月からの対応について連絡がありました。

生活2のサービス提供時間は45分
生活3のサービス提供時間は60分
身体1生活1の生活援助部分のサービス提供時間は20分(合計50分)
身体1生活2の生活援助部分のサービス提供時間は45分(合計75分)
身体1生活3の生活援助部分のサービス提供時間は70分(合計100分)
とのことです。

こりゃヒドイなと思うのですが、他のほとんどのヘルパー事業所は「一緒にアセスメントしなおして検討しましょ」と言っても反応がいまひとつだし、

なんです。

本来は、訪問介護事業所が

アセスメント

サービス担当者会議等

で時間を決めるのが本筋です。

ですが、最初から身体生活の時間を決めてくる、若しくは、行わないとしてくる、これは、絶対やってはいけない事なんです。

ちょっと横道に逸れた話を記載します。

何故、

この制度が間違っている

と訴える事業所なり訪問介護の協会が少ないのでしょうか?

我々の仕事って、本来は、要介護者等の権利を守るのが本来の仕事では、ありませんか?

それを利用者の時間を減らすといった、利用者の権利を阻害して解決を図ろうとする、これを許してはいけないのでは、ないのでしょうか?

今回の制度改正は、確かにおかしいのです。

上記記載したように40分以上75分未満としたら、当然、事業所は、利益追求のために短い時間の方を選ぶに決まっています。

これは、果たして、利益追求する事業所だけが悪いのでしょうか?
利用者の為を思って、75分未満という時間いっぱい使ってサービスを行なったら当然ヘルパーへの時給がかかるので事業所が損をする、こんな制度で良いのでしょうか?

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H24介護保険改正 訪問介護 身体○生活○Part.2 への11件のコメント

  1. ストラト より:

    こんにちは、いつもHPを拝見し勉強をさせて頂いております。
    現在求職中の身なのですが、つい最近まで高専賃で訪問介護と通所介護の管理者を兼務しておりました。

    そこでお恥ずかしい話ですが、ずっと疑問に思っていた事について管理者様よりご教示頂ければと思い、始めて書き込みをさせて頂きました。

    通所の場合は一体的にサービスプログラムが提供されており、また事業所の送迎の都合もあって
    今回の改正でも7時間ー9時間を選択して「ウチは7時間15分で運営します」と言っても、特にケアマネさんから
    疑問視されることはなかったのですが、訪問の場合は「ウチは身1生1は50分にします」と言うと
    「はぁ?75分まで行けますよね」と言う答えが返ってくるわけです。

    なら、同じように通所に対しても「9時間まで行けますよね」って言うケアマネさんがいてもおかしくないと思うのですが?

    確かに訪問介護は個別のアセスメントにより内容が全て違い、それに対しての所要時間が
    違うのは承知していますが
    事業所側としては、どちらの事業も収入減になるので極力人件費は抑えたいのに、訪問は
    こちらの事情が通らないと言うのが不思議なのですが・・・
    私も本当に制度がおかしいと思います。

    業界経験年数が浅いのでとても恥ずかしい質問ですが、今更誰にも聞くことが出来ませんのでよろしくお願い致します。

  2. タヌキ より:

    ストラト さん初めましてとようこそこちらまで来ていただき感謝しています。

    ちょっと質問まとめさせて頂きます。
    >訪問はこちらの事情が通らないと言うのが不思議

    これが質問内容と考えて良いのでしょうか?

    訪問介護側でのはっきりした意見というもの、それも根拠を指し示した発言を行えるかどうかなんだと思います。

    時間ありきではなく、この利用者の課題があってそれを解決するには、どのくらいの時間が必要となるかどうかなんだと思うんです。

    そして、訪問介護の責任者がどのくらいケアマネを論破できるかどうかなんだと思います。

    だって、ケアマネって実際に訪問介護がどのくらいの時間で終わらせられるかどうかなんて分るわけないんですよ。

    分るのは、それこそ実際に現場に立っている訪問介護の直接のヘルパーさんであり、サー責なんです。

    もし、「はぁ?75分まで行けますよね」と言われても、それに対してこの仕事は、60分で収まりますと論破すればいいんです。

    今回の改正において明快なのが、H23までは、60分未満で生活援助してきた事をH24になったら75分まで出来るからやれといわれても充分に反論できるでしょう。

    逆に採算が取れないからといって60分を事業所側の論理で短くする事もこれもおかしいでしょう。
    やはり、今まで60分未満で行なってきたという事は、それなりに意味があったのだと思いますよ。
    そこに対しては、事業所側がはっきりとした意見を持つべきだと思うんです。
    そこにホコリを持つべきだと思うんです。

    とは、いえ訪問介護事業所って仕事をもらっている側であるから大きく出ると仕事を回してくれないんじゃないかという危惧もあるかもしれませんが…。

    それと、もし見ていてくれたらなんですが、過去に私が記載した記事下記参考にしてください。

    訪問介護における所要時間について

    http://www.wel-plan.com/blog/?p=3031

  3. ストラト より:

    タヌキ様(とお呼びしてもよろしいのでしょうか?)
    早速のご回答ありがとうございます。

    >訪問介護の責任者がどのくらいケアマネを論破できるかどうかなんだと思います。
    そうなんですよね。確かサー責が訪問計画書を基に明確に説明できたら良いのですが
    最後に書かれているように、仕事を貰っていると言う負い目がありますし、逆にケアマネ側
    に”仕事を振ってあげているのに逆らうの?”って言う態度の方がいるのも事実で・・・

    >訪問はこちらの事情が通らないと言うのが不思議
    >これが質問内容と考えて良いのでしょうか?

    確かにこれも質問内容なのですが、一番疑問なのは通所の事業所は7-9の枠であっても
    「ウチは7時間15分のサービスプログラムですのでよろしく」と事業所の事情がすんなり
    通っているのが不思議なんです。
    県の集団指導でも「時間丁度は算定を認めません。最低15分は余分を持って下さい」
    との説明で、行政が最低のサービス提供時間を提示してくれていました。

    アセスメントの結果、家族の仕事の都合上なるべく長く通所の利用をしたい人も居ると思うのですが
    訪問と同じように「9時間一杯までお願いします」と言うケアマネさんが居てもおかしくないかと・・・

    なんか、時間に幅があるのが良いのか悪いのか分からなくなってきました。
    本当にくだらない疑問で申し訳ありません

  4. くわい より:

    こんばんは。

    私が依頼しているニ○イ以外のヘルパー事業所も前述の時間でほぼ落ち着きました。
     
    ニ○イさんの決定には、もちろん不満もありますが、これをハッキリ言ってくれないことには、話が先に進まなかったのも事実で、一番早く表明してくれたことに対しては評価しています。
    採算を考えれば、仕方ないなと思うところもありますし。

    間違っているのは承知ですが、ヘルパー事業所が「ウチは何分です」と言ってくれれば、これまでヘルパーさんを利用していた利用者さんが困らないように調整することができるのです。料金の問題は残りますが。

    ストラトさまへ
    私は、通所の事業所に「9時間一杯までお願いします」とか「この人は7~9ではなく5~7でお願いします」と言っています。
    (もちろん理由も伝えてます)

    通所側は「わかりました。対応します」と言ってくれるので、問題にはなっていません。

    ヘルパー事業所も通所事業所も、今後の新規の利用者さんについては、これまでの利用者さんへの対応をみて選んでいけばいいだけだと考えています。

  5. タヌキ より:

    くわいさん毎度です。

    多分根っこでは、一緒なんだと思いますが…。

    つまり、上記で記載した

    訪問介護側でのはっきりした意見というもの、それも根拠を指し示した発言を行えるかどうかなんだと思います。

    につきるんだと思っています。

    ストラトさん、
    >「ウチは7時間15分のサービスプログラムですのでよろしく」と事業所の事情がすんなり
    通っているのが不思議なんです。

    多分今までが合っていたのか、間違っていたのか分りませんが歴史が違っていますよね。

    つまり、訪問介護は、○○未満の歴史で、通所介護は、○○以上~○○未満の歴史の違いだと思います。

    訪問介護の場合1時間だったら1時間行えばよかったんです。

    それが、通所介護の理論を当てはめてきた。
    そこに様々な業者が困惑してしまっているんです。

  6. maji より:

    皆様、こんにちは。
    >身体1生活1の生活援助部分のサービス提供時間は20分(合計50分)
    そうなんですね、当営業地域にはその事業所が無いのですが、これまで最低時間にはローカルルールが存在していますよね、当方では5分でした。そこで今回の改正で疑問に思い保険者へ問い合わせを出してみました。回答はまだですが。
    (全国展開している事業所だから当然確認済みなんでしょうけど)

    多くのサービスが時間区分による算定の中、今回のこの部分のみ、大きな問題になってしまいましたよね。
    >それが、通所介護の理論を当てはめてきた。
    私はちょっと疑問もあります。設計基本は「生活援助に関しては統計の結果10分程度短縮できそうだから時間区分を下げるね」だったと思うのです。本来は現状のアセスメントを見直し、時間効率を上げればよかっただけのはずなんです。そこでアセスメントの結果効率が上げられない場合もあるから、それはそのまま提供してね、と。
    でも、なぜか身生混在に関しては基準時間が10分程度増えてしまった事が混乱の原因なのではないでしょうか?
    本来30分の提供を20分にしても何も不思議は無いのですが、20分にすると「利益追求だ」と見られてしまう?

  7. タヌキ より:

    maji さんどもです。
    今回の改正は、おかしいです。
    でもおかしいからと言って法を無視していいということでもありません。
    ここに、国の策略があるように思いますが、やはり、法に従うしかありません。

    昔、訪問介護については、○○未満の考え方でよかったはずです。

    それが、生活援助の切り取りが行なわれ、1.5時間以外は、報酬を出さないよとして、そして、介護予防もそのような考え方で進めています。

    大体、身体は、未満で、生活は、以上

    未満と以上をくっつけて意味がわからなくなるの当たり前のことじゃないですか!

    きっちり仕事として何分から何分まで生活で何分から何分まで身体として分けているわけではないところに身体は、未満で、生活は、以上って単純に考えてもおかしい日本語ですよね。

    ただ、今回は、この国の論理を見逃してしまいましたが、次回改正は、利用者保護という観点でじっくり見て行かないといけないと思うんです。

    我々国民も馬鹿じゃないところ見せないといけないと思うんです。

  8. maji より:

    返信ありがとうございます。
    とりあえず保険者からの回答はローカルルール解除(「初めからそんなのは無かったよ!」みたいな言い方が腑に落ちませんでしたが)でした。

    この大手のような動きは今後我々の力量が試される問題のような気がします。
    一方的な時間提示を言えなくするアセスメント力が無ければなりません。値切る側と値切られる側とでも表現すればいいのでしょうか。とりあえず不当な値切りに遭遇したら声を上げないといけないと思います。(現に1件”ツ○○”と衝突してるんですが)
    これ以上変な法改正を許さないために。

  9. タヌキ より:

    maji さんのご意見もっともだと思います。

    H24介護保険改正 訪問介護 身体○生活○

    http://www.wel-plan.com/blog/?p=5368

    のほうにも maji さんの言葉そのまま転載しちゃいました。

  10. maji より:

    書き込み伸ばしてすみません。掲示板では荒れてしまいそうなので、こちらでご意見いただけると幸いです。
    自分なりの回答が出せないでいることが有ります。生活援助45分間丁度のサービスと決定した場合にどう考えるかです。
    1、大手のように単体でも複合でも生活2(本来こうなる法改正であってほしかった)
    2、法令に従い、単体では生活3複合では生活2
    3、これまでの「00分」は下位に含める考えで、単体では生活2、複合では生活1

    個人的には1が妥当だろうと思う半面、このタイミングで法令に遵守すべきなのではと判断に迷います。(提供表の表記も00ではなく29とか59にすべきなのかも迷います)

  11. タヌキ より:

    maji さんどもです。
    >掲示板では荒れてしまいそう
    確かにこの話題って荒れてしまいますね~。

    ご質問の
    >生活援助45分間丁度のサービス

    これは、まさしく生活3ですね。
    実際に今回の改正は、そういった意味でおかしいです。

    だって、今回の改正の考え方って○○未満の考え方でなく○○以上の考え方しているんですもん。

    maji さんの質問でちょっと閃いたので、次回は、H24介護保険改正 訪問介護 身体○生活○Part.3記載してみました。
    ちょっと(かなり)わかりづらいかもしれませんが一回読んで見てください。

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